占い、占星術、占星学の歴史について(history of astrology)
[ history of astrology ]

占星学は、いつどこで誕生したのか

占星学の発祥は、紀元前2,300年頃のメソポタミア南部(現在のイラク南部)とされています。
現存する最古の占星記録は、バビロニアの王「サーゴン一世」による粘土板に刻まれた星占いの文章となりますが、実際には、それ以前(紀元前6,000年頃)から、占星学は存在したのではないかと言われています。

古代の人々が天体を観測しながら、星の動きが地上のあらゆる出来事に関連しているのではないかと気づき、そこから何千年もかけて、世界中のたくさんの占星学者たちが研究を重ね、星を読むための理論をひとつひとつ打ち立ててきたのです。
占星学は、そうした数えきれない先人たちの努力と、素晴らしい叡智の結晶だと言えるでしょう。

進化する占星学

占星学は学問ですから、時と共に、常に進化しています。

サインやハウスばかりを重視する読み方というのは、ホロスコープの読解手法がまだ少なかった頃の名残です。
実際、現在の占星学では、三重円に加えて、ハーフサムや調波図などの新たなホロスコープの読解補助手法も併用して読むことが推奨されていますから(その方が的中率が高いということが分かったため)、サインやハウスばかりにとらわれている日本の星読みは、残念ながら、やはり世界に比べて随分遅れていると言わざるを得ません。

当講座では、占星学の歴史と変遷についても詳しくお伝えし、現在の占星学研究や最新の情報についても触れていきます。
占星学の成り立ちを正しく理解し、現在までの流れを知ることは、星を読むうえで欠かせない学びとなります。

あなたも、古い星読みから脱却して、星読みの力をしっかり底上げしていきませんか?^^