プロの占星術師/占星家になるためには?
[ How to become a professional astrologer ]

正しい学習こそがプロの占星家への近道

「占星家」、いわゆる「占い師」になるために、何かの試験を受けて資格を取得する必要はありません。誰でも自称すればプロと言えてしまうのが現状です。最近では、手軽にプロの占い師として有料で鑑定を請け負えるサービスもありますが、鑑定を依頼する側からすれば、本当にプロなのか、自称プロなのか、事前に見分けることができません。しかし、鑑定後に的中しなければ、いくらプロだと自称していても、プロとして認めてもらえないですし、その人は二度と鑑定に来てくれないでしょう。自信を持ってプロだと言えるようにするには、やはり正しい学習をし、的中率を上げて、実力を付けるしかありません。

ご存じかと思いますが、占いというのは、命術、卜術、相術と呼ばれる、3つの占術に分けられています。

命術:生年月日や出生地などその人固有の情報から、先天運、性質、才能、運気の流れなどを総合的に見ることができる占術。
卜術:人の気持ちなどのデリケートな要素や、YES/NOクエスチョン、短期的な運勢などを見るのが得意な占術。
相術:命術とは異なり、後天的なもの。見た目や形から判断する。形を変えることで運気の流れを変える占術。

占星学は「命術」にあたります。
占星学の他には、四柱推命や紫微斗数、数秘術などもありますね。
占星学は、タロットなどの卜術と違い、直感や霊感は一切必要ありません。
命術は理論ですから、学べば誰でも使えるようになる、というのが、一番の強みです。
(正確に言えば、星読みにも「勘」は必要ですが、それは、ただの当てずっぽうな勘ではなく、上級者でなければ使うことができないものです)

占星学には、初級から上級まで、

・サインの区分
・天体
・アスペクト
・サイン
・ハウス
・ハーフサム
・プログレス、トランシット

などなど、学ぶべき知識とスキルがたくさんありますが、

・天体の配置(サインの区分)
・天体の意味
・天体同士が作るアスペクト(角度)

ここまでの土台をまずきちんと学べば、しっかりと鑑定できるレベルで、一通りの基本的な運(先天運)と時期の良し悪し(後天運)の影響を読むことができるようになり、プロの占星家として活動していくことができます。

最初から、あれこれと無駄にバラバラの知識を詰め込む必要はありません。
星読みに重要な部分や要素、優先順位を見誤らず学んでいくことが、プロの占星家になるには最も近道なのです^^

あなたも、占星学を正しく学んで、当たる星読み始めませんか?^^